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鍼灸院の平面図・プラン | 高槻市・大阪 | 店舗デザイン・設計

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高槻鍼灸院の物件調査

以前、現地調査の様子を記事にした、高槻の鍼灸院が4月から着工します。
今回はプラニングに関しての考え方をご紹介します。

前回の記事はコチラ

現地調査の内容のまとめ

前回の現地調査でもご説明しましたが、テナントの広さは20坪程になり、そこに女性専用の美容に特化した鍼灸院になります。現状は事務所仕様になっており、天井、壁、床は仕上がった状態です。トイレとミニキッチンと照明も既存で残されており、空調以外は全て揃ってる状態です。

物件の長方形で、比較的プランニングしやすい形状になっています。ただ、天井が非常に低く、2350㎜しかありません。マンションの天井高さが、だいたい2400㎜なので、それよりも低いです。天井を解体して、表し状態にするか検討しましたが、金銭的な面などを踏まえ、今回は、既存の天井を再利用することにしました。デメリットといえるのは天井の高さぐらいになります。

ゾーニングの考え方

鍼灸院・クリニックのゾーニング・考え方

これが、今回のプランニングの基本的な考え方(ゾーニング)になります。排水が既存のトイレに位置(一番奥)になるので、新設する水廻りエリアも、その辺りになる予定です。ただ、オーナー様の強い希望で、トイレの位置だけは最初に決まりました。店内のスペックとしては、受付、待合、施術室、施術室前室、多機能室、休憩室になります。鍼灸を行う、施術室は1部屋ですが、待合と施術室前室は2部屋希望されています。特に施術室の前室は、回転率を上げる目的と、利用される患者様にゆっくり帰り支度をして頂きたいという目的から、2部屋を強く希望されております。

待合もプライバシーを考えると、他の患者様と顔を合わせづらい、個室状の空間が2部屋の方がよさそうです。この辺りは、各部屋の広さにもよりますので、実際にプランニングしながら、何を優先するのか、オーナー様と相談しながら優先順位を決めていきたいと思います。

プランニング・平面の考え方

鍼灸院・クリニックの平面図・プラン

こちらが、最終的に決まった平面図になります。オーナー様の要望通り、施術室と前室が2室、待合室もご希望通り2部屋、トイレと受付と休憩室が確保できました。あと詳細はまだ言えませんが、セフルで利用できる、高級美容器具を配備した多機能部屋が1室になります。休憩室が最低限の広さとなりましたが、オーナー様のご希望通りのプランが完成しました。

今回は天井高さが非常に低いので、床上げ部分は最低限にしました。実際に床が上がる部分は休憩室のみになります。施術室と前室を跨ぐようにトイレの配管を引き込まないといけませんが、全体的に床上げするのではなく、邪魔にならない一部分のみの床上げとしました。そうすることで、施術室と前室の天井高さを確保しました。

あとはここからデザインの落とし込み作業に入ります。現在は着工前ということもあり、既に図面や仕上げなど、工事に関わる資料は完成しております。比較的ゆとりがあるスケジュールで工期も組むことができ、あとは着工するのみです。また、デザインの考え方や工事の様子を報告したいと思っております。

現在は着工前ということもあり、

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