高槻市

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高槻鍼灸院の現調査

高槻市で鍼灸院の内装工事のご依頼があり、現地調査に行ってきました。

テナントのスペック(広さ・形状・設備等)

高槻鍼灸院の物件調査

物件の広さは約15坪程になります。現状の引き渡しで、壁はクロス、天井はジプトーン、床はクッションフロアー、照明は逆富士型の直管の蛍光灯が何灯か付いている状態で、一般的な事務所仕様になっております。約4mの間口で、奥行きが14m程ある縦長の形状になっております。以前は治療器具のショールームのだったようです。ここに新しく鍼灸院を開業します。

現状の水廻り・キッチン・トイレ

高槻鍼灸院のテナント内覧

現状はトイレがと手洗いが一番奥に取り付けられています。解体してみないとわかりませんが、恐らくトレイのエリアに排水がありそうです。そのため、鍼灸院でも、トイレや手洗い等の水廻り設備はこの辺りに設置する必要があります。離れた場所でも可能ですが、その分排水管を引き込む距離が長くなり、床上げが必要になり、距離が長くなればなるほど床上げの高さも高くなります。最低でも1段(20センチ以内)に納めたいところです。

既存でエアコンは設置されていないので、新規に必要になります。前の店舗では恐らく、壁掛けのエアコンを取り付けていたようです。前のショールームとは違い、鍼灸院が間仕切りで仕切る個室が多いので壁掛けエアコンよりも、天井に取り付けるタイプの天カセ(天井カセットエアコン)の方が工事的にもコスト的にもメリットが大きいと思われます。天カセの台数を減らすためにも、個室の間仕切りは、天井まで立ち上げるのではなく、上部が開口になっている中空壁にする必要があります。

現状の天井・壁面・床

高槻鍼灸院の物件内覧

エアコンや水廻り設備にも関わってきますが、今回の物件で一番デメリットと思える点は、天井が低いことです。現状2350㎜程度しかありません。通常のテナントより約30センチ以上低いです。恐らく天井をフラットにしたいので、梁下で天井を納めた結果、低くなったのかなと思われます。ここからトイレや、洗面の配管の関係で、床上げするとなると、かなり圧迫感のある空間になってしまうので、少しでも天井高は確保しておきたいところです。天井裏の状態が良くて可能であれば、表し天井にし、塗装で仕上げるのも1つの案かなと思っています。特に今回は個室が多くなるプランになりそうなので、天井を作るにしても、表し天井にするにしても、現状の天井高よりは上げる必要がありそうです。

現状ファサードは引違いの建具が取り付けられています。相当使い込まれてる様なので、今回は再利用せず、ファサードは建具や壁面も含め、全て新たにやり直します。それに伴い、エントランスの上部に看板を設置予定です。エントランスと看板でファサードのイメージを一新したいと考えております。

今回が内装工事後の引き渡しが5月の末でオープンが6月になります。比較的ゆとりを持ったスケジュールになります。3月中には内装のデザインや仕様が全て決まり、4月中旬には着工したいと思っております。また現場の進行状況を報告いたします。

trico
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