前回仕上げの様子をお伝えした、高槻の鍼灸院の進捗状況です。
仕上工事から引き渡しまで
クロスや塗装などの仕上工事も終わり、現在は器具の取付や家具の取付など、最終段階になります。器具や家具の取付が終わると、美装工事(クリーニング)をし引き渡しとなります。
美装工事とは、クリーニングとも言われ、引き渡し前に工事で付着した埃や粉や汚れを落とし、引き渡し前に綺麗さっぱり掃除することです。建築用語では、”洗い”なんて言い方をします。今回は新装工事なので、そこまでの汚れはありませんが、部分改装等となると、今まで使用された日々の掃除では、取り切れない汚れが蓄積されています。そのような汚れも、掃除のプロフェッショナルがするので、ビックリする程綺麗になります。改装工事など無くても、2~3年に一度は美装工事されるの方が、内装の状態も綺麗に保てるのでお勧めします。
看板・サイン工事
こちらはサイン工事をしている様子です。今回のサイン工事の内容は、店内に数箇所カッティングシートと、外部にもカッティングシートとカルプ文字の工事になります。
カッティングシートは、ファサードのガラス面や、店内の案内表示に使用されることが多く、安価で施工しやすい工事です。
カルプ文字とは、カッティングシートの様なシート状ではなく、厚みがありロゴや文字が立体的に見えます。そのため、目立たせたい屋外の看板で使用されることが多いです。カッティングシートに比べ、費用も高くなりますが、立体的に見えるので、その分効果は抜群です。厚みも様々な種類があり、設置する看板の位置によって使い分けます。手の届くような低い場所には、薄い物を使用し、比較的高い位置で目線が遠くなるような看板には、厚みがある物が好ましいです。夜間はライトアップすることで、より効果的に立体文字として印象付けます。
看板・サイン工事 取付後
ファサード・外観全体
ファサード・外観ガラス面
こちらがサイン工事後の写真です。ファサードにはお店のインフォメーションも兼ねたカッティングシートと、上部には鍼灸院のロゴをカルプ文字で取り付けております。
施術室
こちらの写真は施術室の写真です。今回は輸入クロスは使わず、国内産のクロスのみで店内はコーディネイトしております。お施主様のご要望で、色合いは白とオレンジを基調とし、デザイン的にはダマスク柄のクロスを、ポイントとした内装のデザインになっております。店内の数箇所にアイキャッチとして、装飾モールにロゴのカッティングシートを貼っております。そして天井には、お施主様支給のシャンデリアを取り付けております。
既成品の家具取付
こちらはお客様支給の既成品の家具を取り付けている写真です。tricoでは、お施主様が他で購入された家具や照明も、喜んで取付させて頂きます。特に予算が限られている場合は、オリジナル家具を作成するのではなく、インテイリアショップやインターネットで購入された既成品での、対応が好ましいと思っております。弊社から支給の商品しか、取付できないという事はありませんので、お気がるにご相談下さい。
引き渡し・竣工
美装工事も終わり、既成品の家具や照明の取付も終われば引き渡しとなります。今回は比較的、設計期間も工期もあったので、ゆとりを持ったスケジュールが組めました。特に大きな問題もなく、無事に引き渡しできそうです。また進行中の他の物件もご紹介したいと思っております。