内装工事

タイルカーペットのメリット・デメリット!失敗しない内装工事の床材

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タイルカーペットのメリット・デメリット

今回は床材でよく利用されてる、タイルカーペットについて詳しくご説明いたします。タイルカーペットは、1枚1枚タイル状に分かれている物を、床に並べて張ってくのが特徴です。その施工性と、種類の豊富さから、オフィスやホテルでよく利用されており、デザイン性に優れた商品や、クッション性や吸音性に優れた商品が、多く発売されております。また、張り替えも用意にできることから、改装やリニューアル工事でも、よく使用されます。そんなタイルカーペットの、特徴やメリット・デメリットを詳しくご説明いたします。

目 次
  1. タイルカーペットの種類
  2. ・ループパイル製法
    ・テクスチャーパイル製法
    ・カットパイル製法
    ・カット&ループパイル製法

  3. タイルカーペットのメリット・デメリット
  4. ・メリット
    ・デメリット

  5. まとめ

1. タイルカーペットの種類

ループパイル製法

ループパイル製法

ループパイルはループ状になった、パイルを縫い付けた製法で、耐久性があり、オフィスでよく使用されるパイルです。均一の長さでループ状になっているので、弾力性があり、ヘタりにくいのが特徴です。

テクスチャーパイル製法

テクスチャーパイル製法

テクスチャーパイルはループ状になった、長いパイルと短いパイルが交互に縫い付けられた製法で、ループパイルよりも柔らかいのが特徴です。ループパイルに比べ見た目は高級感がありますが、耐久性が少し劣ってしまいます。

カットパイル製法

カットパイル製法

カットパイルはその名の通り、ループ状のパイルの先端をカットした製法で、防音性に大変優れており、非常に柔らかいのが特徴です。ループ状になっていないため、犬や猫の爪が引っかかることがありません。ただ、弾力性がないので、他の製法より耐久性が劣ってしまいます。

カット&ループパイル製法

カット&ループパイル製法

カット&ループパイルはループ状のパイルとカットされたパイルが交互に縫い付けられた製法で、カット製法とループ製法の中間の弾力性と吸音性になります。2種類のいい所を合わせたのが特徴で、デザインの幅も広く、住宅でもよく使用されます。

2. タイルカーペットのメリット・デメリット

メリット

タイルカーペットの一番のメリットは、なんといっても施工性が大変いいことです。素人でも手軽に張ることができ、汚れた箇所だけ張り替えることも可能です。また、部屋の一部分に張ることも可能で、大変使い勝手が良い床材です。

次に、フローリングやタイルに比べ、弾力性があり足腰に負担がかからないということです。また吸音性にも優れており、足音も気にならないため、ホテルの部屋や通路でよく利用されております。

最後は、色やデザインの幅が広いこともメリットです。様々なメーカーから、デザイン性に優れた商品や、コストに拘った商品など、顧客が用途によって選びやすいのも特徴です。また商品によっては、汚れたら洗うこともでき、メンテナンスの面でも利用しやすいです。

デメリット

タイルカーペットの一番のデメリットはなんといっても、ズレやすいことです。これは施工方法にもよりますが、置くだけのタイプだと、劣化とともにズレや隙間ができてしまいます。強力なボンドや接着剤で張ることも可能ですが、そうした場合、張り替える時に手間がかかってしまいます。

次に、水汚れに弱いということです。いくら洗えるとはいえ、ジュースやワインなど、色の付いた液体をこぼしてしまうとシミや汚れが目立ってしまいます。また、細かな埃や、粉状の汚れも、フローリングやタイルに比べて落としにくいです。

最後は、絨毯に比べると吸音性や弾力性に欠けてしまうことです。これは絨毯と比べてということなので、フローリングやタイルと比べると、吸音性や弾力性は遥かに勝ります。

3. まとめ

今回はタイルカーペットの種類とメリット・デメリットについてご説明いたしました。一般的な住宅でも、お店やオフィスでもよく使用され、素人の方でもDIYで施工することができる、大変扱いやすい床材になります。この記事で、タイルカーペットのメリット・デメリットを把握し、用途にあった種類を選定しましょう。これからマンションや家を建てられる方や、ホテルやオフィスの内装工事をされてる方は是非参考にして下さい。ご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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