店舗デザイン

設計監理とは?良い住宅や店舗の工事をする上で欠かせない設計業務

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良い住宅や店舗の工事をする上で欠かせない設計監理

設計事務所は、クライアントとなるお客さまからいただく内・外装デザイン等の設計デザインを行っているだけではありません。それらのプランの立案から始まり、設計図や仕様書の準備、官公庁への申請代行など、業務は多岐にわたります。今回は、そのなかの設計士が行う設計監理にまつわるお話をしたいと思います。

目 次
  1. デザインだけではない設計の世界
  2. ソフト面とハード面のバランスの大切さ
  3. まとめ

1. デザインだけではない設計の世界

工事には設計士が行う「設計監理」の他に、現場監督が行う「現場管理」もあります。そちらは文字の通り、工事の管理が主な業務です。

設計士は工事の現場には訪れないように思われがちですが、設計図等を基にしっかり工事が行われているかどうか必ず現場に出向きます。直接見て確認、目視だけではなく、実際にスケール等で寸法を測ったりして細かくチェックします。

特に壁の中など、工事途中で見えなくなってしまうような部分は、注意して確認します。

2. フト面とハード面のバランスの大切さ

路面店は、テナント出店等に比べて自由が利くので、デザイン性や設備面をとことん追求したくなりますが、外的にふれる分、地震や異常気象のような、いつ何が起こるかわからない事態に備えることも、昨今の重要なポイントとなっています。設計士としては、基礎的な構造にもしっかりと精通していることが求められます。

また、見た目だけは完璧で、使い勝手の悪い環境はどうでしょうか。運営してみて初めてわかることもありますが、それが想定外だったり、予期せぬ事態に対応出来ないようでは困ります。電気、水回りを考慮して設計図は描かれますが、動線も忘れてはなりません。家具や什器の大きさや高さ、扉の開き方などシュミレートして、動きの確認をしておきます。

大小に関係なくトラブルに対応するには、知識だけでなく、多くの実績の積み重ねがものを言います。それこそ設計監理をしっかりしていないと、原因不明のトラブルが起こる要因となってしまいます。

ひとつのマンションでも間取りが違ったり、階によって陽の当たり方が違うように、街にある多くの店舗も、全くの同一条件、環境下で運営しているところはありません。物件には各々に特徴があり、メリット・デメリットが存在します。その上で、コンセプトがあり、内・外装デザインがなされています。内・外装デザインを行う設計士、設計業者にとって設計するということは、見た目以上に多くのことを考えながらの作業となります。

3. まとめ

設計士、設計業者は、クライアントとなるお客さまの考えを形にするのが仕事です。出来上がった空間は、お客さまだけでなく設計士・設計業者にとっても、思い入れのある宝物となります。自らが手掛けた空間をみて、またさらにいいものを創ろうと思います。細かい仕事も多いですが、たくさんの人の手を借りて、ひとつのものを創り上げる喜びは何物にも変えがたいものです。

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