池田市にある美容室が着工しました。今回はコストを抑えるためにも、既存の間仕切や天井等の残置物はお施主様の方で撤去していただきました。
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再利用可能な設備と壁面
再利用できる設備としては、スタッフルームのミニキッチンとトイレ設備と外周の壁です。これだけでも50万以上のコスト減に繋がります。特に今回はタイトなスケジュールなので、外周の壁が再利用できるだけでも工程が短縮でき、こちらとしても大変助かります。
残置物として残ってあった古いタイプのエアコンも、使えなくはなかったのですが、今回はランニングコストや故障のリスクを考え、コストは上がりますが取替と判断しました。解体後に思ったより懐があるのが判明し、天井直付けの1方向吹出しエアコンから、天カセ(天井埋込タイプ)に変更しました。天井が低いことや、店内全体の空調温度のバランス点などを考慮すると、ベストな選択だと思います。
墨出し・間仕切位置確認
こちらが床に墨を打ったあとです。平面図を基に、実際の現場に間仕切や設備の位置を出していきます。弊社はこの段階で必ずお施主様に現場に足を運んでいただき、確認していただいてます。図面で感じ取れる空間認識と実際の空間認識に誤差がないよう、目で見て確かめていただいてます。現場で微調節しながら最終的な間仕切位置を決定します。
シャンプー台の設置位置の確認
こちらはシャンプー台の設置位置を決定しているところです。お施主様の作業効率や、利用されるお客様がリラックスできる空間であるかどうか現場で最終確認しています。
実質3週間で竣工なのでタイトなスケジュールですがしっかり対応していきたいと思います。