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現地調査の内容のまとめ
今回の美容室は、3m×13mと細長い形状をしており、広さも10坪と非常にコンパクトです。スペックはシャンプー台1台とセット面が2〜3面となり、広さ的にもこれ以上は厳しそうです。排水設備が入口一番奥のミニキッチン1箇所なので、そこにシャンプーやその他の水回りの排水を繋ぎ込む必要があります。無論、新設するシャンプー台や水回り設備までは床上げが必要です。あと、天井高が2300㎜と低いので、床上げの高さとエリアを必要最低限にしなければなりません。こういった条件を考慮すると、今回はゾーニングするまでもなくレイアウトが決まりそうです。
ゾーニングの考え方
水廻り設備が必要なスタッフルームとシャンプースペースは店内一番奥になります。それに伴いカットスペースが店内中央になり、入口付近に受付と待合となります。
平面図・プランニングの考え方
こちらが最終的に決定したプランです。入口からスタッフルームにかけての通路沿いに、各エリアが分かれてるレイアウトになります。お施主様のご希望通り、セット面も3面確保でき、比較的大きなタイプのリアシャンプー台も設置可能となりました。
あとは着工するのみ…です。今回は現地調査してからお店のオープンまで2ヶ月ありません。かなりタイトなスケジュールなので内心ドキドキしています。こういう時だからこそ、しっかりとした準備や各業者やお施主様との密な打ち合わせが必要ですね。