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様々な図面にはどういう意味があるのか知ろう!建築の基本〜設計図面編

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様々な図面にはどういう意味があるのか知ろう!建築の基本〜設計図面編

皆さんは取扱説明書や家具などの組立図で図面を確認するのは得意ですか?店舗の開業やリニューアル時には設計図面を元に打合せを進めますが、やはりとっつきにくいものとして捉えるクライアントさんの方が多いと感じます。

このところのDIYなどの手作りブームで、簡単なものであれば実際に設計図面を書き起こしたいと言う人も増えているそうですが、いかがでしょうか。
今回は設計図面について解説いたします。

目 次
  1. 設計図面とは
  2. 設計図面や提案書の種類
  3. ・パース・CG
    ・平面図
    ・天井伏図
    ・床伏図
    ・展開図
    ・立面図
    ・断面図
    ・設備図
    ・施工図

  4. まとめ

1. 設計図面とは

考えは言葉や文章で説明するように、物の大きさや形になると図面を使います。頭の中にあるイメージを、より確実なものにすることできるのがポイントです。それを元に、色やデザインを決め、作業に取りかかるので時間やコストを無駄にしません。

また、建築物などの大きなものになると、製図と言い、法に基づいた規格をもとに正確に書き進めていきます。そうすることで、異なる業種の人でも共通の認識を持って、一つの図面を読み取ることができます。さらに細かい指示となると機械、建築、電気、それぞれの分野ごとにも規格が設けられています。

たくさんの人の手を借りてつくり上げるものに対し、説明や作業を円滑に進めるため、とても重要な役割を担っているのが設計図面です。

2. 設計図面や提案書の種類

設計図面には、作業の段階によって色々なタイプがあります。たくさんの図法があり、計画が進むごとに全体像を描いた直線的なものから、より具体的で説明的なものへと変化していきます。例を挙げてみます。

パース・CG

パース・CGとは、実際にその場にいるかのような視点で描かれた絵になります。手描きで描かれた物や、パソコンで専用ソフトを用いて描かれた物があります。お施主様に外観や内装のイメージを伝えるための提案資料としての役割から、マンションや新築であれば広告の宣伝材料としての役割まで、現在では幅広く利用されています。

平面図

平面図とは、各階の床面から1m程度の高さの水平断面を図面にしたものになります。皆さんが一番目にする機会が多い図面でもあり、レイアウトや各部屋の配置を確認するのに、一番適してる図面になります。図面を作成する上で一番最初に作成する図面でもあり、全ての図面にベースになる重要な役割を果たします。高さや細かな部分は確認できないので、立面図や展開図等と併せて確認する必要があります。

天井伏図

天井伏図とは、天井面を床から見上げた図になります。天井に取り付けられている設備機器(空調・換気・給気・照明・感知器など)の位置や、天井の形状や仕上げを確認する図面になります。

床伏図

床伏図とは、床の構造を示す図になります。木造の場合、柱、根太、大引、梁などが描かれており、建具や間仕切り壁や床の仕上を除いた図面になります。

展開図

展開図とは、室内の中心から東西南北など4方向に見た壁面の図になります。平面図では表記できない高さの関係の位置や、壁面の形状や仕上げが確認できる図面になります。

立面図

立面図とは、建物を横から見た図になります。東西南北など4方向から描かれる事が多く、建物の高さ関係の位置や、壁面や屋根の形状や仕上げが確認できる図面になります。

断面図

断面図とは、建物を垂直に切断し、それを横から見た図になります。上下階のつながりや、屋根の形状、勾配、高さ関係が確認できる図面になります。

設備図

設備図とは、各設備(電気・給排水・空調・給排気・消防など)の位置や機器などが記載されている図になります。設備の種類別に分けて描かれることが多く、設備に関する専門的な図面になります。

施工図

施工図とは、設計図を基に現場で工事する上で必要な図面になります。細かな納まりを反映させた図面が多く、取り付け方法や取り付け部材など、細かく記載されております。

3. まとめ

設計図面は、設計者の意図を正しく伝えて、生産者にその通りつくってもらう役割があります。設計段階でのミスは確実に失敗につながりますし、完成にもいたりません。

それだけ正確で分かり易いものが求められることになります。ですが、ルールを守れば、パズルを組み立てていくような感覚も生まれますので、色々な角度から眺めて楽しんでみてください。

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