店舗デザイン

お店のインテリアに迷ったら必読!コンセプトに合った椅子やテーブル選び

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お店のコンセプトに合ったインテリア(椅子・テーブル・照明・オブジェ)選び

お店の雰囲気を決める上で、店内に置くインテリアはとても重要な役割を果たします。特に、照明や椅子などの家具は、お客様の目に触れる機会も多く、その店の雰囲気を司るといっても過言ではありません。また、飲食店(レストラン・カフェ・バー・居酒屋)や、クリニック(病院・歯科・皮膚科・耳鼻科・内科・眼科)や、美容(美容室・理容室・エステ・鍼灸・整体)など、業種や業態によっても家具選びは異なります。今回はそんな、お店に置くインテリアについて詳しくご紹介していきます。

目 次
  1. 最も重要なのはコンセプト
  2. 業種や業態によっての違い
  3. 用途によって選ぶ素材
  4. まとめ

1. 最も重要なのはコンセプト

まずは、お店のコンセプトを決めましょう。コンセプトを決めずに、自分が気に入った物を購入し、お店の雰囲気に合わず、後で後悔するなんて事もよくあります。それに、物事を決める上で、核となるコンセプトがない状態でインテリアを選ぶと、その他の部分とズレが生じてしまい、その後の計画が思うように進めなくなります。

まずは、お店のコンセプトを決め、それに合ったインテリアを選んでいくことが重要です。最初にしっかりとしたコンセプトが決まっていると、インテリア選びにも迷いがなくなり、店内の色目やデザインや雰囲気も自ずと合うようになります。

店内のインテリア選びで最も重要なのは、内装や他のインテリアとマッチしていることです。明確なコンセプトがあれば、それに沿ってインテリアを選ぶだけで、トータルコーディネイトができます。そのためにも、最初に時間をかけ、しっかりとしたコンセプトを決めることが重要になります。

2. 業種や業態によっての違い

インテリア選びは、お店の業態や業種によっても変わります。同じ飲食店の椅子やテーブル選びでも、価格や利用の用途によって、選び方は変わってきます。回転率を重視した、ファストフード等では、長居させないためにも、座面が堅めで丈夫で、価格も安価な椅子を選ぶ志向があります。一方、高級店のように、客単価も高く、長時間利用する椅子は、座り心地がよく長時間座っても疲れない、比較的高価な椅子を選ぶ志向があります。

続いてお店の雰囲気を左右する程重要な照明です。照明は、回転率を重視するようなお店では、食事をするためだけの照明計画をしており、店内は明るく白色系の色でライティングされています。一方、お店で長時間過ごすような高級店は、雰囲気を重視する傾向にあり、全体的に暗く、そして温かみのある、電球色の照明を配置することが多いです。そういったお店では、テーブルの上部には、意匠に拘ったペンダントライトを配置することが多いです。また、意匠的な演出効果が高い、ブラケットライトを設置することも多いです。

このように、業種や業態に合わせたインテリア選びをすることが、非常に重要で、集客や売上にも影響してきます。もし、コンセプトに沿ったインテリア選びで、迷いが生じたときは、自分がお店のお客になったつもりで、どのようなインテリアが相応しいか考えれば、答えが見つかるはずです。

3. 途によって選ぶ素材

インテリアの素材選びは重要です。しかし、素材といっても数多く種類があり、どの素材が適しているのは素人ではわかりません。そんな時は、まずそのインテリアが、どのような使われ方をするのかを考えましょう。ただ飾っておくだけなのか、それとも椅子やテーブルのように、お客様の手に直接触れるものなのか、どのような使われ方をするのかを考えれば、どのような素材を選ぶべきか決まってきます。

椅子やテーブルなど、お客様が直接手で触れる物は、まず、丈夫でなければなりません。当たり前ですが、木や化粧材のような物よりも、スチールやステンレスのような、鉄でできた物の方が耐久性があります。しかし、ここで重要なのが価格です。耐久性に優れた者は、価格も高くなる傾向にあります。この辺りのバランスを考えた、インテリア選びを行いましょう。また、椅子やテーブルは消耗品です。最初の購入の段階で、何年後に買い換えるかを決め、その期間内であれば、修理なく使えると判断できれば、安価なインテリアでも大丈夫でしょう。

一方、照明やオブジェなど、お客様が直接手に触れることがない商品は、コンセプトに合った気に入った物を選び、お店の個性を出しましょう。シャンデリアやペンダントライトであれば、電球をLEDの物に交換し、省エネ対策も忘れずに行っておきましょう。長い期間でみれば、大幅な経費削減になります。

4. まとめ

お店の内装デザインや雰囲気は、顧客の満足度にも直接繋がります。同じ価格のを支払うのであれば、おしゃれで雰囲気の良いお店の方が、利用価値が高いと判断されます。それに、少しぐらい高くでも、あそこのお店であれば、と思うお客様も少なくありません。この辺りが、店舗デザインによって、お店に付加価値を付け加えることができ、また他店と差別化できる重要な部分でもあります。

そのためには、ターゲット層に適したインテリア選びをし、最初に考え抜いたコンセプトから、ブレないということが重要になります。顧客にとっては、どのようなお店かわからないのが、入店の敷居を上げる一番のポイントになります。まずは、ターゲットとしている顧客に入店してもらうために、コンセプトに沿った内装デザインとインテリア選びを心がけ、アピールしていきましょう。

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