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入店率を上げ売上をアップさせよう!お店のファサードや外観のデザイン方法

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入店率を上げ売上をアップさせよう!お店のファサードや外観のデザイン方法

皆さんはお店に一歩足を踏み入れる際、何を決め手にしていますか?多くのテナントが入店するショッピングモールなどでは、なんとなく入ったように思うかもしれませんが、無意識のうちにお店の外観、外装、正面からの見た目を確認して入店しています。路面店も同様です。また、お店の外観、外装をファサードと呼びます。お店側としては、店舗デザインというと内装デザインをイメージしがちですが、同じくらいファサードのデザインも重要です。入店率を上げるために必要なノウハウをご紹介します。

目 次
  1. ファサードデザインの役割
  2. ・どんな業態のお店なのか
    ・ターゲットとお店のコンセプトが表現されているか

  3. お客様を誘導するための3大ポイント
  4. ・アピール力ある看板
    ・目を引くディスプレイ
    ・店内が見えるようにする

  5. ファサードデザインの注意点
  6. ・人の流れと見え方
    ・他店との違い

  7. まとめ

1. ファサードデザインの役割

店舗デザインにおいて、ファサードのデザインは入店率を左右する重要なポイントだとお伝えしましたが、一体なんのお店かわからないようでは意味がありません。お店の顔となるファサードには、お客様の不安感、不信感を払拭する役割も兼ね備えています。ファサードを見て、美容院なのかカフェなのかなど、はっきり判断できるよう、お店のイメージをわかりやすく表現することを心がけましょう。作り込まず、入りやすい雰囲気づくりをすることがポイントです。

どんな業態のお店なのか

具体的にどのようなお店なのかはファサードだけでは判断できませんが、大体の様子は理解してもらえるよう努めましょう。お店側が発するイメージと、お客様が受け取るイメージに食い違いがでないよう注意が必要です。その場合は第三者に意見を求めたり、客観的な視点を持ってデザインを検討することで解決していきましょう。

ターゲットとお店のコンセプトが表現されているか

ファサードのイメージが固まったら、いま一度コンセプトと照らし合わせてみましょう。来て欲しいお客様にしっかり訴求できているでしょうか。いくら入りやすい雰囲気を作っても、来て欲しいお客様を呼び込むことができなければ、満足なサービスは提供できません。お客様も混乱してしまいます。高級店なのか、そうでないのかなど、ターゲットを絞り込むとデザインも整理され、洗練されるでしょう。コンセプトにもとづき、お客様に安心して来店していただけるデザインにしましょう。

2. お客様を誘導するための3大ポイント

お客様が入店を決めるまでにはいくつかのパターンがあります。お客様の興味を引きつけ、スムーズに店内へと誘導できるよう3つのポイントをご紹介します。

アピール力ある看板

店舗を開業する際、通行人の注意を引き、お店をアピールするのには看板が大きな役割を果たします。場所や用途により、数種類を使い分けることが重要です。自店の立地条件にあったものを選びましょう。

目を引くディスプレイ

簡単なディスプレイやサービス内容がわかるメニュー表などを店先に提示します。お店の人気商品など実際に手に取れるかたちにしたり、写真を使って具体的なイメージを伝えましょう。行ってみたいなと、お客様に興味を持っていただければ成功です。また、価格を表示することでお客様の不安感も解消できます。

店内が見えるようにする

いくら看板やディスプレイで興味をもっていただいても、実際に何を売っている、やっているお店なのか、外から店内の様子がまったくわからない状態ではお客様の警戒心は拭えません。入店につなげるためには、店舗の様子がわかるファサードデザインにすることです。路面店などでは窓を開放したりガラス張りにして、店舗の内と外の境界をなくすことも可能ですが、地階や2階以上の場合は店内の様子を伝える工夫が必要になってきます。入口に店内の様子や、スタッフの表情がわかる写真や映像を使うと効果的でしょう。安心して入店していただけるようにしましょう。

3. ファサードデザインの注意点

店舗作りの際はどうしても自店のことで手一杯になり、周囲に目が向かなくなることがあります。しかし、そんな時だからこそ周りの環境を見ることをお勧めします。気分転換にもなりますので、面白いアイデアが浮かぶかもしれません。新しい観点も大切にしながら、デザインを見直してみましょう。

人の流れと見え方

ファサードには建物の正面という意味も含まれていますが、お客様はあらゆる方向からやって来るのを忘れてはいけません。お店のイメージやコンセプトを十分に表現できたとしても、肝心な店名が別の建物の陰に隠れてしまっていたり、時間帯によっては日光が反射してお店の存在自体が分からなくなってしまっていたり、思わぬ落とし穴におちいる場合があります。一定方向だけではなく角度、方角を変えたり、遠方から店舗に近づいてみたり、人の流れを意識して、考えられるルートを実際に歩いてシュミレーションしてみましょう。

他店との違い

いかに他店との違いをセールスポイントにして、店舗づくりができるかがポイントです。店舗を開業するに際し、多くのライバル店をリサーチ、研究したと思います。いくつか真似したい要素を含むような自店のコンセプトに近いお店も存在したことでしょう。しかし、いくらコンセプトが似ていても同じようなデザインになっては意味がありません。お客様の目にはなおさらです。同業種のライバル店だけでなく、近隣の店舗も見渡しておきましょう。あなたのお店にしかないものをしっかりアピールしましょう。

4. まとめ

お客様のインスピレーションは大きな力を持っています。ファサードデザインでお客様の入店を誘導できれば、あとは店舗で魅力を思い切り伝えるのみです。入店の一歩までにインターネットやメディアでの工夫や努力も必要ですが、実際の店舗から発するパワーには及びません。来て欲しいお客様を呼び込めるよう、ポイントをおさえて納得のいくデザインを完成させましょう。

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