神戸市

エステサロンの現地調査|店舗デザイン・設計・改装工事|神戸・三宮

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神戸市中央区の三宮・旧居留地にあるエステサロンの改修工事

神戸市中央区の三宮・旧居留地にある、エステサロンに現地調査に行ってきました。10数年前に新装工事をした、このエステサロンは、今までに2回小規模な改装工事を行っており、今回で3回目の改装工事になります。初めの新装工事は、弊社でしておりませんが、2回目の改装工事以降は、弊社で行っております。今回は、経年劣化と共に、傷んてきた床の張替え工事と、エントランス廻りの内装デザインの変更、古くなった便器の入れ替え工事がメインになります。その他、傷んできているクロスの補修も、必要かと思われます。

受付と待合いスペース

神戸市中央区の三宮・旧居留地にあるエステサロンの改装工事

こちらが、現状の受付と待合いスペースになります。前回と前々回の小規模改装では、間仕切りは変更せず、仕上げの張替えのみとなりました。このテナントは、天井に消防設備としてスプリンクラーの設置が必須となります。そのため、間仕切りを変更するのであれば、スプリンクラーの移設、又は、増設が必要になり、その分通常の工事より高くつくため、仕上げのみの変更となりました。

各施術室へと続く通路

神戸市中央区の三宮・旧居留地にあるエステサロンのリニューアル工事

こちらのアーチが特徴的な通路も、前回の改装工事では、クロスの張替えのみです。床を見ていただくと、部分的に浮いてきているのが分かると思います。これはスチール製のOAフロアの上に、直接塩ビタイルを張ったのが原因だと思われます。施工直後は塩ビタイルの接着材もしっかり付いているのですが、時間が経つにつれて、接着材が乾き、塩ビタイルが浮いてきているようです。今回はこのような事がないよう、長尺シートか、タイルカーペットで施工を行う予定です。ただ、カーペットだとオイルの等の汚れに弱いので、長尺シートになりそうです。

施術(ボディールームとフェイシャルーム)

神戸市中央区の三宮・旧居留地にあるエステサロンの改修工事

こちらは、ボディとフェイシャルの施術室になります。今回の改装工事では、クロスを貼り替える予定はありません。印象的なのが、各部屋に備え付けられた収納棚です。この収納棚は、家具工場で特注で制作しているので、新装工事の当初は、そうとう費用をかけたられたように思われます。

このような、備え付けの家具の意匠(見た目)を、変更できないと思っておられる方が多いですが、ダイノックシートや、リアテックシートを使えば可能です。シートには、木目系(ウッド系)や、石調(ストーン系)や、メタル系など、様々な素材をプリントした、フェイクシートがあります。このシートは、非常にリアルにできており、本物の木なのか、シートなのか、素人の方では見分けがつかない程の精度があります。といっても、元々のこの造作家具も、突板などの本物の木で作成されたものではなく、木目をプリントした、メラミン化粧板で制作されています。店舗など、使用頻度が高い家具は、傷や汚れに強い、メラミン化粧板で制作される事が多いです。

カウンセリングルーム

神戸市中央区の三宮・旧居留地にあるエステサロンの店舗デザイン・店舗設計

こちらはカウンセリングルームです。前回のクロスの貼り替えから、数年経っていますが、綺麗な状態です。こちらも新装時に備え付けの家具を制作しております。可愛らしい丸窓が特徴的なビルです。

今回の改装工事は、10月から11月と、比較的時間に余裕があります。現段階は、工事予算を把握するための見積資料を作成中です。また内装のデザイン案ができ次第、進捗状況をご報告します。

trico
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