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木目調クロスとオレフィンシートの特徴とメリット・デメリット

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木目調クロスとオレフィンシートの特徴とメリット・デメリット
目 次
  1. 木目調クロス
  2. ・木目調クロスの特徴
    ・木目調クロスのメリットとデメリット

      ・木目調クロスのメリット
      ・木目調クロスのデメリット

    ・木目調クロスのオススメポイント

  3. オレフィンシート
  4. ・オレフィンシートの特徴
    ・オレフィンシートのメリットとデメリット

      ・オレフィンシートのメリット
      ・オレフィンシートのデメリット

    ・オレフィンシートのスオススメポイント

  5. まとめ

1. 木目調クロス

木目調クロスの特徴

大きく2つのタイプに分けられます。一つはケヤキやトチなどで知られる銘木(めいぼく)と呼ばれるものです。木目模様が美しく、手触りが滑らかなものなど、鑑賞価値が高く、普通の木材に比べて数も少なく希少価値があります。色や光沢、形、樹齢の長さによって価格も変化します。

もう一つはコルクです。コルクはコルク樫の樹皮から作られ、一般的に環境に優しい素材とされています。ソフトな感触が特徴です。

木目調クロスのメリットとデメリット

木目調クロスのメリット

木の温もりを感じられるのがなにより人気の理由でしょう。床に木、壁に木目調クロスを使用することで、自然の中にいるような落ち着いた演出でき、リラックス効果もあります。

独特のデザインや質感を楽しみながら、調湿機能によって快適な空間がつくれます。

木目調クロスのデメリット

耐水性を施したものもありますが、通常水拭きするとシミになる可能性がありますので注意しましょう。

コストの面からも、他の材質と比べるとやや高額になります。そのためアクセントクロスとして使用する場合が多くみられます。

木目調クロスのオススメポイント

・自然の温かみを感じられる
・見た目がよく、体に優しい

1. オレフィンシート

オレフィンシートの特徴

ポリエチレン・ポリプロピレンといった合成樹脂を主原料としています。塩化ビニールを使用するビニールクロスと似たような性質を持ち、プラスチックの一種ですが、プラスチックのように焼却時に有害物質を発生させることがありません。ビニールクロスのデメリットを払拭するように普及してきました。

オレフィンシートのメリットとデメリット

オレフィンシートのメリット

ビニールクロス同様、お手入れが簡単です。高い耐久性が自慢で、表面強度が高いことから傷つきにくく汚れにも強いです。汚れても水拭きすることができ、とても優秀です。

また、環境やアレルギーに配慮したクロスとして有毒ガスをほとんど出さない、地球に優しいクロスとしても注目されています。自然を意識した木や石目調のデザインもあり、見た目にもナチュラルな印象を演出できます。

オレフィンシートのデメリット

手入れのしやすさなど、機能面に優れている点からも価格はやや高めに設定されています。まだあまり一般的ではないので、種類も決して多いとは言えません。

薄いクロスになるので、施工にも技術が要ります。職人さん選びで失敗しないようにしましょう。

オレフィンシートのオススメポイント

・お手入れが楽で機能面に優れている
・地球環境に優しい素材

3. まとめ

今回(その3)は少し価格は高くなりますが、良いものを使いたい、こだわりを求めたい、と選ばれることの多い魅力的なクロスをご紹介しました。あまり耳慣れない素材かもしれませんが、特徴を知ることで、今までにない選択肢が生みまれます。色々な可能性を探ってみましょう。

コンセプトをもとに内装デザインは決まりますが、どういったところに重点を置くかでコストのかけ方も変わってきます。クロスは空間の大部分を担うものです。デザインだけでなく、機能面にもしっかりポイントを置いて選んでみてください。適材適所を心がけることで、見た目以上の効果が期待できるはずです。

trico
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