設備機器について、通常一般家庭で使用している機器は業務用としてはあまり使用されません。店舗の規模に応じてですが、容量等を確認し、業務用を設置することをお勧めします。ここでは、飲食店に使用される業務用厨房機器メーカー5社をピックアップします。各社の特徴をおさえ、比較し、不明な点は直接問い合わせるようにしましょう。それと同時に、担当者の対応もしっかり確認しておきましょう。打ち合わせ、発注、設置、納品、メンテナンスと、何度となく顔をつき合わせる相手となります。価格面だけでなく、お互い誠意を持ってお付き合いできる会社を選びましょう。
1. タニコー
業務用厨房機器の製造、販売、施工、メンテナンスなどを行う全国に営業所を持つ総合メーカー。売り上げの約半分をオーダーメイドで占めているのが特徴です。ホームページには、厨房やシステムキッチンの実際の施工例が記載されてるので参考にしてみましょう。
2. ニチワ
業務用電気厨房機器の専門メーカーとして創業し、電気厨房、電化厨房など電気機器に強いのが特徴です。調理システムやメニュー開発なども手がけ、フードビジネス全般に開発を行っています。実際に試食もできる機器のセミナーも全国展開しているので、参加してみるのもいいでしょう。
3. パナソニック (旧三洋電機)
一般家庭用にも多くの製品を製造しているので耳慣れた感があります。業務用においても、冷凍・冷蔵庫、製氷機、食器洗浄機、加熱調理機器でこちらの製品を見かけることが多いでしょう。
4.ホシザキ
日本初の全自動製氷機を開発した会社です。全自動製氷機はもちろん、業務用冷凍・冷蔵庫、業務用食器洗浄機をはじめとする各種フードサービス機器の開発、製造販売を行っています。氷や水にまつわる製品開発に注力しているのが特徴で、ビールサーバーでは高いシェアを誇っています。
5.マルゼン
病院や学校などにも施工実績が多い、業務用厨房機器を企画、製造、販売する総合メーカー。業界トップシェアを誇るガスフライヤーが代表製品です。コンベクションオーブンも根強い人気があり、全国8箇所に設けられているテストキッチンに足を運んでみるのもいいでしょう。