宝塚市

理容室の現地調査|店舗デザイン・設計・内装・改装工事|宝塚・小林

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
宝塚小林駅近くの理容室のファサード

物件のスペック(立地・広さ・形状等)

宝塚の小林で、新規の理容室・理髪店のご依頼がありましたので、現地調査に行ってきました。

場所は、阪急今津線の小林駅から徒歩10分の場所にある、比較的静かな住宅街の中で、住居兼テナントビルになります。1階は全て店舗用のテナントで、2階以降はワンルームの住居になります。ビル自体の構造は鉄骨コンクリート造(RC造)で、築年数もそれ程経過しているようには思えいほど、綺麗に保たれております。

物件の広さは、約50㎡で15坪になります。物件の形状は、比較的店舗デザイン・店舗設計・内装工事・改装工事しやすい長方形になります。物件内の状態はスケルトン状態で、残置物もなく、前の店舗から綺麗に解体された状態です。以前は喫茶店が入られており、厨房区画内の土間部分は、掘り込まれた状態のままになっております。

物件の状態(天井・壁・床・設備)

宝塚小林駅近くの理容室の内装工事・改装工事

天井・壁・床

前のテナントの天井は、退去時に撤去されており、表しの状態で、2階のスラブが見えてる状態です。前のテナントは、天井がある状態で使用していたため、表しでも非常に綺麗な状態です。天井高さがあまり高くないので、今回の内装工事では、表しの状態で塗装仕上げにすることにしました。

外周の壁面の一部は、石膏ボードが残された状態で、GL工法で張られております。残されたボード部分は、補修で再利用できそうです。厨房区画の部分は、剥き出しでコンクリートが見えている状態なので、新たに下地(石膏ボード)をする必要があります。

床は前の仕上げが撤去さた状態で、下地のモルタルが見えている状態です。下地のモルタルの状態も悪くないので、下地処理することなく、そのまま仕上げが施せそうです。前に入られてた喫茶店の厨房区画は、200㎜程掘り込まれており、その部分に排水設備が設置されています。そのエリア内であれば、床上げすることなく排水の引き込みができそうです。

宝塚小林駅近くの理容室の店舗デザイン・店舗設計

空調・給換気設備

残置物として、空調設備は残されておりませんので、新設する必要があります。プランニングの内容によりますが、天カセ(天井カセット型エアコン)2台の設置で問題なさそうです。給換気設備も新設する必要があります。今回は天井を表しにするので、空調設備と給換気設備やダクトは見えてる状態になります。そのため、そのままだと、意匠的にも店舗のデザインとしてもあまりカッコいいとはいえませんので、天井と同じ色で全て塗装予定です。

排水設備

先程の床の状態の説明でも説明しましたが、以前の喫茶店の厨房区画内に、排水設備が設置されおります。それとは別に、トイレとして使用していた汚水用の排水が、物件奥に残されております。そのため、トイレは既存で残された排水へ、シャンプーや手洗いなどの雑俳は、厨房で使用していた排水へと、繋ぎ込む予定にしております。

給水・給湯設備

今回は電気容量にも余裕があり、前の喫茶店がガス給湯器を使用していたこともあり、電気温水器でも、ガス給湯器でも、両方設置可能です。電気温水器もガス給湯器も、メリット・デメリットがありますので、どちらにするかはお施主様と相談し、決めたいと思います。電気温水器は、設置場所にスペースが取られてしまうので、今回はガス給湯器になる可能性が高いです。ガス給湯器であれば、テナントの横に設置スペースが確保されていますので。

物件ののファサード

宝塚小林駅近くの理容室のファサード

こちらが物件のファサードになります。既存でシャッターが設置されており、ファサード上部には前の喫茶店で使用されていた、テントが残置物として残されております。写真では少ししか見えておりませんが、内照式の袖看板も残置物として残されております。

テントは再利用できそうなので、張り替えで対応したいと考えております。テント枠は状態によりますが、再塗装の必要があると思われます。袖看板も再利用予定です。看板自体の型が少し古いので、看板自体をシート貼り若しくは塗装で色を変え、カッコいいデザインで一新したいと考えております。店舗デザインや店舗設計では如何に既存の物を内装工事で再利用し、低コストでカッコよく見せることが大切だと考えております。

まとめ

現地調査した結果、設備面等でも問題はなく、理容室を開業できる物件であると判断できました。お施主様は、まだ物件契約をしていない状態ですので、今後この物件で契約が進めば、プラニングしていきたいと思っております。

美容室や理容室の開業や出店で、調査してほしい物件がある場合はお気軽にお問い合わせ下さい。調査した結果、その物件が美容室や理容室に適しているか、また物件のメリット・デメリットを的確にご説明させていただきます。

trico
error: Content is protected !!