開業・独立・起業

開業するにあたり必ず抑えておくべきお金の流れ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
開業するにあたり必ず抑えておくべきお金の流れ

収支計画書とは事業での収入と支出を踏まえ、利益予測を示す推移表です。
具体的な数字を基に、収入と支出を導き出し、どの程度の利益が見込めるのか計算しましょう。
決して今までの経験や勘だけに頼らず、客観的な根拠を基に進めていきましょう。
事業計画の中でも最も大切な作業になりますので、時間をかけて慎重に予測を立てて下さい。

目 次
  1. 月次収支計画
  2. 年間収支計画

月次収支計画

毎月どの程度の収入(売上)が見込めるか試算しましょう。
月間の収入(売上)から支出(経費)を差し引いた額が月間予想利益です。

月間収入

平均客単価 × 来店客数 × 営業日数

月間支出

商品原価 + 家賃 + 返済費 + 人件費 + 光熱費 + 広告費等

収入(売上)-支出(原価+経費)=月間予測利益(給与)
POINT!!
融資面談の際にも具体的な根拠ある数字を聞かれます。
希望的観測ではなく達成可能な計画数字を策定しましょう。

年間収支計画

月次収支計画を基に年間収支計画を3年度分作成しましょう。
複数年の年間収支計画を作成する事は、事業計画に無理がないかの判断材料にもなります。
特に開業から1年目は不安定な場合が多く、最悪の状況を想定しておく事も大切です。
時期や季節も考慮した上で、客観的な根拠を基に収支計画を予測しましょう。
売上の目標設定する際にも、年間収支計画書は重要な役割を果たします。

POINT!!
この段階で資金繰りに無理があるようであれば、規模の縮小や開業日の延期などを考える必要があります。

失敗しない開業準備!6ヶ月(半年)前からのタイムスケジュール

trico
error: Content is protected !!