不動産・物件

美容室の物件選びはここが重要!売上に左右する4種類のお店のタイプ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
美容室の物件選びはここが重要!売上に左右する4種類のお店のタイプ

店舗を出店するにあたり、場所・環境を最重要視するのは当たり前です。しかし、物件のタイプ選びを間違えてしまっては元も子もありません。今回はビルイン型店舗、路面店、商業施設型店舗、ロードサイド店舗の4種類をタイプ別にご紹介します。メリット、デメリットのポイントをしっかり押さえて、それぞれの店舗づくりに合ったタイプを選んでみてください。

目 次
  1. ビルイン型店舗
  2. 【 メリット】
    ・ターゲットのわかりやすさ
    ・少ない初期投資
    【 デメリット】
    ・集客が困難
    ・高額な家賃

  3. 路面店
  4. 【 メリット】
    ・自由度の高さ
    【 デメリット】
    ・集客が困難
    ・高額な家賃

  5. 商業施設型店舗
  6. 【 メリット】
    ・集客が容易
    【 デメリット】
    ・店舗維持費の発生
    ・制限の多さ

  7. ロードサイド店舗
  8. 【 メリット】
    ・ターゲットのわかりやすさ
    ・地価の安さ
    【 デメリット】
    ・利用者の限定

  9. まとめ
 

初期費用0円・月々4,800円から | ホームページ作成 | 大阪・神戸・京都

 

1. ビルイン型店舗

繁華街や駅前の商業ビルやマンションなどに、テナントとして出店する店舗のことです。複数の店舗が集まって入居しています。自身の店舗だけが単独で出店している場合と区別して、こう呼ばれています。

メリット

 

ターゲットのわかりやすさ

ビルイン型店舗の特長は、ターゲットの絞り込みが容易にできる事です。同じビル内のテナントはもちろん、周辺環境を見渡せばそのエリアの特色が色濃く出ているはずです。来て欲しい客層にマッチした物件を見つけましょう。

少ない初期投資

その土地自体の利点を活かして営業をする店舗が多いので、内装に凝った路面店などに比べ、そのあたりの費用が抑えられる傾向にあります。居抜き物件を利用して出店することが多いのもそのためです。ビルには管理会社が存在するので、テナント側の業務的な費用が少ないのも特長です。

デメリット

 

集客が困難

ビルには、共通の入り口しかないことがほとんどです。看板があったとしても、繁華街や駅前ではビル自体が密集していればそれさえもなかなか目に止めることが難しく、店内の様子が伝わりづらい事も考えられます。単独での集客は、一工夫もふた工夫も必要になりそうです。

高額な家賃

多くの物件が繁華街や駅前の好立地にあります。ですから、必然的に家賃が高額になります。固定客がついて軌道に乗るまでは。資金調達も重要になるのでしっかり計画しておきましょう。

 

2. 路面店

一般的に、大都市や人通りの多い繁華街の大通り沿いに面したビルの一階店舗のことを指します。路面に面しているので、人目につきやすいのが特長です。独自の世界観を発揮した店づくりが求められます。そこに興味を持った通行人が来店してくるので、リピーターになってもらえる確率も高いでしょう。

メリット

 

自由度の高さ

テナント出店であれば、その建物の規則に従う必要がありますが、路面店ではほぼ制約がありません。内装から営業時間まで独自のルールで運営できます。

デメリット

 

集客が困難

自由度が高いので、内装など独自の世界観を存分に発揮できますが、集客にも繋がるデザインでなければなりません。路面というだけで、立地条件が思わしくない場合もあります。しっかりと自身でお客様を呼び込む工夫をしていかなければなりません。手段は様々ですが、その分の初期投資も計算に入れておきましょう。

高額な家賃

同じビルの上階と比べても、出入りのしやすい路面店は家賃が倍近く跳ね上がることがあります。家賃が高いということは、それに伴う諸費用も同じだけかかってきます。礼金、保証金、仲介料までしっかり確認しておきましょう。

 

3. 商業施設型店舗

商業を目的とした比較的大型の施設、百貨店やショッピングセンターに入るテナントのことです。施設内には共同で使用できる設備などが様々あります。

メリット

 

集客が容易

施設全体の集客は運営会社が行います。そのためチラシやビラを一から作る事なく、手間をかけずに集客が見込めます。また、商業施設に来るお客様は購買意欲が高いのもポイントです。偶然来られたお客様も取りこぼすことのないようアピールしましょう。

デメリット

店舗維持費の発生

家賃はもちろんですが、売り上げの何パーセントかを手数料として施設側に支払う必要があります。集客の手間が省けるなど、運営会社がもろもろ代行してくれる分、テナント料は高めに設定されています。施設内での運営を維持するためには必要な経費となります。

制限が多い

当たり前ですが、施設の規則に反して営業することは許されません。営業時間や休業日など、独自で設定することはできません。内装工事においても同様です。消防規則や安全面に配慮することはもちろん、デザイン面にも施設側の許可が必要になってきます。施設内の一店舗として運営する事を、しっかりと確認しておきましょう。

 

4. ロードサイド型店舗

幹線道路などの交通量の多い道路の沿線に建つ店舗のことです。都市郊外に位置することが多く、お客様の移動手段が車やバイク、自転車などから、広い駐車場付きが一般的です。単独での出店の他に、食品スーパーやホームセンターをキーテナントにする複合型タイプの出店形態も増えています。

メリット

 

地価が安価

都市郊外に位置することから、地価が安価です。敷地面積も広く設けられているため、ゆったりとした空間づくりが可能です。あえて都市部の店舗と差別化した運営をする場合にも効果的です。

ターゲットのわかりやすさ

立地条件からファミリー層を中心としています。家族連れをターゲットとしたファミリーレストランなどがいい例でしょう。ファミリー向けのサービスを用意してリピーターを獲得しましょう。

デメリット

 

利用者の限定

広々とした敷地面積ゆえ、利用を敬遠するお客様もいらっしゃいます。駐車場から店舗、さらに店舗内での移動距離が多いとお年寄りなどは苦痛に感じる場合があります。また、郊外型ではお客様の交通手段も限られます。お客様の移動手段や行動範囲を把握しておきましょう。

 

5. まとめ

今回はタイプ別に大きく4つの物件をご紹介しました。それぞれのタイプに自身のお店を当てはめてみてください。初期費用、維持費、内装デザイン、集客方法。あらゆる面から検討してみましょう。

 
一緒によく読まれている記事
trico
error: Content is protected !!