ヘッドスパ専門店のご依頼内容
堺市の中百舌鳥駅・なかもず駅近くにある美容室のオーナー様からヘッドスパ専門店の出店のご依頼があり、現地調査に行ってきました。
ご依頼いただいたオーナー様はには、10年前の独立時にも店舗デザイン・店舗設計のお手伝いをさせていただきました。その時に1階部分に美容室を出店したのですが、今回はその2階部分にヘッドスパ専門店を出店されます。今回借りられる2階部分は、1階の美容室とほぼ同じ広さと形をしており、前回の経験がある分設計もしやすいです。
前回は弊社が店舗デザインを設計をし、オーナー様の親族の方が工事されました。今回も同様に弊社は店舗デザインと設計のみの業務になります。勿論、設計監理まで行います。
出店予定のヘッドスパ専門店の店内スペック
今回のヘッドスパの店内のスペックは、個室のシャンプースペースを2部屋、受付兼待合いスペース、トイレ、スタッフルームとなります。
テナントの広さは、約13坪で歪な形状をしております。そのため、四角の形状よりもプランニングが難しく、デットスペースがないよう上手く配置しないといけません。
導入するシャンプー台も、スイング式で通常のシャンプー台よりも広いスペースが必要なので、設置場所が限られそうです。
テナントビルのスペック(立地・広さ・形状等)
右側の点検口がついている場所が、PS(パイプシャフト)になっており、ここに排水を繋ぎ込まなければなりません。
そのPSの後部で壁で間仕切られている場所は、トイレになります。撮影忘れましたがトイレは和式となっており、洋式トイレに変更予定です。和式トイレは便器部分がコンクリートで床上げしているので、解体が必要になってきます。1階部分は美容室として営業しているので、振動や音の問題で美容室が休日の日に解体となりそうです。
今どき和式のトイレを好んで使用するお店は少ないので、ビルのオーナー様の方で事前に洋式使用に変更しておいていただけると、工事費用も安くなり助かるのですが…。
13坪と広いとは言えませんが、広さの割に窓が多く、開放感があって気持ちが良い空間です。小さなバルコニーもあるので、ウッドデッキを敷いて観葉植物を置くのもいいかもしれません。
ただ、一部の窓は日中に日差しが直接あたるので、何らかの対策が必要となりそうです。案としては、日差しを和らげるシートを貼るか、レース系のカーテン、ブラインド、外が見えなくでもいいのであればロールスクリーンでしょうか。
まとめ
給排水やガス、空調や換気や電気の設備系もヘッドスパをする上で特に問題はありませんでした。
だた、コロナの影響で様々な設備機器の入手が困難な状況です。テレビで報道もされていましたが、特にガス給湯器の入手できない状況が続いております。他の工事が完成したとしても、ガス給湯器がなけば開業することもできません。早く今の状況が改善される事を切に願っております。
またこちらで工事の進捗状況を報告していきたいと思っております。