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ダクトレールのメリットとデメリット!戸建・マンション・お店の照明器具

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ダクトレールのメリットとデメリット!戸建・マンション・お店の照明器具

ダクトレールとは、スポットライトやペンダントライトを取り付けることが可能な、細長いバーのような形状の器具のことです。ダクトレールは、配線ダクト、ライティングレール、ショップライン等、様々な呼び名があり、気軽に照明の配置を変えれることから、アパレルや雑貨店などの物販から、居酒屋やカフェやレストラン等の飲食店まで、幅広く利用されております。

最近では、住宅・戸建て・マンションのリビングやダイニングやキッチンに設置されることも多く、みなさんの生活の一部として設置される機会が多くなってきております。今回はそんなダクトレールのメリット・デメリットから、設置するのに好ましい場所まで、詳しくご紹介します。

目 次
  1. ダクトレールのメリット
  2. ダクトレールのデメリット
  3. ダクトレールの適した設置場所
  4. まとめ

1. ダクトレールのメリット

ダクトレールの一番のメリットは、なんと言っても照明器具が簡単に移動できることです。ダウンライトやシーリングライトだと、後から器具を移動する場合は、電気工事をする必要がありますが、ダクトレールの場合だと、レール上であれば素人の方でも簡単に移動できます。また、後から照明器具を増やしたり、新しい器具に交換することも簡単なのでインテリアの幅が広がります。

ダクトレールを取付けた場合、一般家庭でよく利用されているシーリングライトやペンダントライトに比べ、お洒落でお店の様な雰囲気にすることができます。アパレルショップや雑貨店のような雰囲気を、家でも手軽に再現できるので、近年は住宅での利用も高まっております。

ダクトレールは、照明器具以外にも様々な物を取り付けることが可能です。ダクトレールで利用できる代表的な物は、スピーカーや小型ファンからフックまで、様々な商品が開発されております。特に近年では、ダクトレールに取付けれるスピーカーの開発が進み、家にいながら映画館のようなサウンドを体感することが可能です。天井のインテリアにも拘ってみたい方には必需品といえるでしょう

2. ダクトレールのデメリット

ダクトレールのデメリットはレール自体の色が限られており、白か黒しかありません。そのため、木目調の天井や、差し色を使用している天井に取り付ける場合は、ダクトレール自体が目立ってしまいます。カラーコーディネートに拘りたい方や、色を選びたい方には物足りなく感じるでしょう。

ダクトレールに照明器具を取り付ける場合、照明器具が露出してしまうので、ダウンライトの様にスッキリとした天井にはなりません。ダクトレールにスポットライトや、ペンダントライトが取付けられるので、人によってはゴチャっとした印象や圧迫感を感じるかもしれません。

3. ダクトレールの適した設置場所

住宅でダクトレールの設置に適した場所はキッチンです。キッチンの上部に設置することで、手元を明るく照らすことが可能です。また、お洒落に拘りたい方は、ペンダントライトを吊るすことも可能です。

次は、ダイニングとリビングです。ダイニングとリビングに従来通りシーリングライトを設置するのもいいかもしれませんが、ダクトレールで様々な照明器具を取付けて、インテリアを楽しむのもいいでしょう。模様替えや配置換えした際も、照明器具の移動が手軽に行えるのも魅力の1つです。

ダクトレールは天井だけでなく、壁面に取り付けることも可能です。そのため、吹き抜けや勾配天井などの暗くなりがちな天井面を照らすのにも適しております。

4. まとめ

今回はダクトレール(配線ダクト・ライティングレール・ショップライン)のメリット・デメリットや、設置するのに適した場所ついてご紹介しました。ダクトレールは後から器具を移動できたり、簡単に器具を取り替えれるのが最大の魅力です。そのため、インテリアデザインの幅も広がり、模様替えにも適しています。

また、近年ではダクトレールに取り付けれる様々な商品も開発されており、照明以外としても大活躍してくれるでしょう。これから戸建てやマンションの新築を計画されてる方や、お店を開業される方は是非参考にして下さい。

trico
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