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失敗しない美容室・理容室の1人経営ノウハウ!自由を極める個人事業主

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失敗しない美容室・理容室の1人経営ノウハウ

ご自身お1人で美容室・理容室を構える場合、オーナーとして何もかもご自身のやりたいように決定でき、自由度が高く、とても有意義に開業準備を進めらていることと思います。しかしその反面、考えや方向性が思うようにまとまらなかったり、何を基準に検討すればいいか等、試行錯誤する場面も多くあるかと思います。今回は美容室をお一人で始められる方にむけて、経営のポイントを解説いたします。

目 次
  1. 雇用のメリット・デメリット
  2. ・メリット
    ・デメリット

  3. お金の流れ
  4. お客さまの確保
  5. ・集客方法
    ・リピーターの獲得

  6. 一人ではない一人経営
  7. まとめ

1. 雇用のメリット・デメリット

お一人で店舗を切り盛りしていくことは、自由であることには変わりありませんが、やはり一人がゆえに「人手が欲しい」と思われることもあるかと思います。ここでは雇用についてのメリット・デメリットを整理しておきます。以下の点をご自身のスタイルに当てはめて考えてみましょう。

メリット

人件費がかからない

人件費がかからないということは、売上げを全て自分自身で管理できるということです。

計画が立てやすい

スタッフを雇わないので、自分自身のスケジュールを管理すれば、やりたいと思ったことをやりたい時間にやりたいだけ遂行できます。

スタッフのことに縛られない

オープンしたばかりでバタバタと毎日が過ぎる中、人を雇うとどうしても勤怠管理や勤務態度のチェック、研修や教育などを行う必要がありますが、それがありません。

デメリット

回転率の低下

1人で切り盛りするということは、一度に施術できるお客様の数に限界があります。無理をすると十分なサービスを提供できなくなる恐れがあります。

売上げの低下

スタッフを雇っている店舗に比べると、どうしても売上げに差が出てしまいます。売上げは回転率と比例します。

細かい仕事の処理

開店前、閉店後だけでなく、施術中にも電話の対応をしたり、接客の合間に掃除や雑務をこなす必要があります。後からまとめてやろうとすると、どんどん仕事がたまっていってしまいます。

2. お金の流れ

お一人で経営を始めると、どこにいくらお金をかけたらいいのか、なかなか分からないと思います。美容師として腕に自信はあるが、数字に関しては経験がなくて苦手なので専門家のアドバイスを受けたい、任せたいとお考えの場合も、経営にとってお金の流れは一番重要なものとなりますから、ご自身でもしっかりと 把握して、計画、管理していきましょう。
始めに必ず発生する月々の支払いを調べましょう。どこにどれだけのお金がかかるのかをみます。家賃、電気・水道の光熱費、材料費といった経費がかかりすぎると、いくら売り上げを上げても利益を生みません。家賃などは下げることができないからといって、安易に料金設定を引き上げるのではなく、経費に無駄がないか原因を探ることから始めましょう。

また、材料費や客単価、料金設定はオーナー次第で調節できる経費です。これらの経費をうまく運用しましょう。
オープン前後で予想したお金の動きと実際のお金の動きに大きな差が出ないように注意しておきましょう。

3. お客さまの確保

集客方法

数ある集客方法のなかでも、インターネットの存在は欠かすことのできないものです。多くの人がスマートフォンを持つようになり、より身近にインターネットサイトを利用でき、年齢層も広がりました。ホームページを作るだけで不特定多数にではありますが、全国規模でのアプローチも可能になりました。

ホームページと連動して、SNSを使って情報の発信をすると尚いいでしょう。新しい情報を随時発信することはお客さまの集客につながります。最近ではインターネットで口コミを見て情報収集し、来店されるケースが増えています。なかには、実店舗の存在を知るより先にホームページかくむ交通アクセスや価格、営業時間などの情報は正確に、分かりやすく、完結に記載しておきます。デザインは内装デザインと合わせ、実店舗と雰囲気がかけ離れないようにしておくことも大切です。

インターネット以外のツールも重要ですので、忘れずに準備しておきましょう。看板や新聞の折込チラシ等は店舗周辺の人にむけてとても効果的です。チラシは形としても残りますし、内容としてはキャンペーンの告知や割引券などが目を引きます。いかに目にしてもらえるかがポイントです。

リピーターの獲得

たくさんのお客さまを呼びこんだ後は、リピーターとして再度来店してもらえるように仕向けましょう。その為には第一印象が重要です。初めてのお店への来店で緊張なさっているでしょうから、技術やサービスはもちろん、なにより居心地のいい空間、雰囲気を演出しましょう。

内装デザインについては設計の段階で決定されますから、それまでに居心地の良さも考慮しておきましょう。それプラスアルファの工夫を考えて、実行してみましょう。施術中や待機中には本や雑誌を用意したりしますが、偏った種類ではなく幅広く取り揃えたり、一息ついた時にワンドリンクサービスでもてなしてみましょう。

ただし、あまりお客さまに構い過ぎるのもよくありません。気疲れさせてしまっては元も子もありません。待合ソファ、施術椅子等の座り心地や店舗内はもちろん、トイレが清潔に保たれているかだけでもお客さまに与える印象は違います。
一人ではなかなか手が行き届かないところもあるかと思いますが、チェック項目を作って、お客さまが手を触れるところや目にするものには毎日気を配るようにしておきましょう。

スタンプカードはお店の名刺がわりとしても使用できますし、特典をつけて今後も来店してもらえるようにしておくと効果的です。

4. 一人ではない一人経営

自由度の高い一人経営ですが、一人だけでお店を営業できると思っていてはいけません。お客さま相手の商売です。予約が入っていないからと言って休業にしたり、勝手に営業日を操作しないようにしましょう。

また、体調を崩したり止むを得ず休業することになった場合も、どのように告知するのか等、素早く対応できるように考えておきましょう。ご自身の都合だけでなく、家族の都合で長期的に休業せざるを得なくなる場合もないわけではありません。万が一の対応を想定しておくのも重要なポイントです。お客さまの気持ちを裏切らないよう、対応の仕方は丁寧に、素早く行いましょう。

一人経営では何よりも体が資本です。体調管理は徹底して行いましょう。利益を上げるために働きづめになったり、お店を開けておかないと落ち着かないなど気持ちが先走ることもあるかと思いますが、必ず定休日を設けて、気持ちの切り替え、体を休める事も大切にしてください。

5. まとめ

従業員がいてもいなくても、根本的な経営の仕組みは変わりません。売上を上げるために、お客さまに満足していただけるサービスの提供を継続的に行う。高い意識が必要となります。コンセプトをしっかり固めて、魅力あふれる店舗をオープンさせましょう。

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